あつろー

現在、大学4年生のあつろーと申します。これまで学童保育や学習支援のボランティアなど、子どもと関わる活動を様々にしてきました。紙芝居を通じて子どもを笑顔にすること、自分たちの住む地球を大切にしてもらうための意識を持ってもらうことを目標に頑張っていきたいと思います!

これから環境教育の紙芝居をしていく上で、様々な子どもの成長に立ち会うと同時に自分自身も何か成長できたらと思っています!よろしくお願い致します!

2015年度&EARTH教室トレーニング合宿を終えて

 1日目、自分は5つめのプログラム、「ソーシャルイシューについて」から途中参加しました。このプログラムで昨今の環境問題について一通り学ぶことが出来ました。子ども達に環境について伝える立場として、その基本的な知識を身に付けておくことは必須だと思います。自分たちが昨今の環境への問題意識を持つことが子ども達への環境教育の第一歩だと思うので、このプログラムはその基礎となるとても有意義なものであったと思います。 その後&EARTH教室の基本事項について確認し、紙芝居の練習に入りました。その一番最初に行われたくぼてんきさんの実演が大変印象に残っています。プロの方の紙芝居を見るのは初めての体験でした。元お笑い芸人であるということもあり、声の明るさや抑揚から既に引き込まれてしまいました。一つひとつの絵の切り替えに際するタメのようなものもあり、次の絵を見たいと思わせられる紙芝居であったと思います。そしてこの実演での一番大きな学びは、紙芝居は一方的に見せるものではなく、双方向のコミュニケーションであるということでした。これまで紙芝居というのは単に読み聞かせるものであるという認識でしたが、聞き手に対し質問などの形で参加してもらうことにより、全体を通して興味を惹くことが出来るというのは大きな発見でした。紙芝居の内容を深く理解してもらうためにも、積極的に活用していきたいと思います。

くぼてんきさんの実演を見た後は、自分たちで実際に紙芝居を読む練習をしました。自分は地球温暖化や太陽光発電など、理論的・技術的な内容を教える役回りだったので、まずこれらを子どもたちに分かるように噛み砕くという作業が必要でした。くぼてんきさんからアドバイスも頂きながら進めていきましたが、最後まで自分の納得のいくように噛み砕くことは出来なかったと思います。これはこれからの課題として力を入れて取り組みたいと思いました。

2日目は動画撮影講習とCSRとCSVの座学から始まりました。CSRについては以前から聞いたことがありましたが、CSVという考え方については今回のプログラムで初めて耳にしました。企業の利益も考慮したCSVという概念が広まることで、企業が社会貢献に更に積極的になることに期待したいと思います。その後、一日目に引き続き紙芝居の練習を行い、全体の前で発表を行いました。自己評価としては、とても準備の不足した発表をしてしまったと反省しています。子どもに伝わるほど内容を簡単に噛み砕けなかったこと、参加を促す工夫が足りなかったことの二点が特に大きな反省点です。この二つを特に意識しつつ、これから練習を進めて行きたいと思います。